いよいよ、競馬組合案件が最終段階に来ています。
平成16年に2ヵ年を限度に決定した
「競馬組合改革改訂実行計画」
がほころびを見せ、平成18年2月議会に競馬の存廃の基準を示しながら、融資による最後の再生計画が提案されようとしています。
今後、県議会に諮られるのは、330億円の競馬組合に対する融資と妥当性になります。
融資とは、当然貸付金でありますから、利息とともに貸し付けたお金が一定期間内に戻って来ることが原則となります。
その判断の根拠は、長期にわたる組合の収支計画の妥当性と実現の可能性が前提となるものです。
しかし、現在 示されている収支計画で仮に売上とコスト計画が予定通り実行できたとしても、元金が戻って来るまでには、途方もない期間が必要となり、それが正常な融資と言えるかどうかが、争点となって来ます。
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平成18年度中に、約18億円のコスト削減を実行することが、競馬継続の前提とされておりますが、現在、施設・情報システムで削減しようとしている5億円を巡って、交渉がかなり難航している状況になっています。
仮に、売上が計画を達成しても、コスト削減が実現できなければ、融資した元金の返済が実現不能となってきます。
情報関連企業との交渉如何が、コスト削減の大きなカギになってきます。
競馬事業は競馬法によって、日本中央競馬会と一部の都道府県以外は営めないこととされております。
競馬法の条文(収益の使途)に
「 競馬の収益によって、都道府県は畜産振興、社会福祉の増進、医療の普及、教育文化の発展、スポーツの振興、災害の復旧を行うための必要な経費の財源に充てるもの」
と定義されております。
このことから、競馬事業の本来の目的は、行政の財政に資することが本質とされ、「財政競馬」とも言われます。
そのような意味からすると、現状の岩手競馬の内容は財政競馬としての目的を果たしている状態とは言えず、その目的は終了している、との声も上がっています。
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