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平成18年9月定例議会 一般質問 1

平成18年10月6日
 〜通算4回目の一般質問〜

9月定例会での、自身4回目の一般質問の抜粋と、その質問内容に関連した現在の県の方向性です。

尚、詳しい答弁内容をお知りになりたい方は、関根敏伸事務所にお問い合わせいただくか、
岩手県議会のホームページ 4本会議(一般質問)
でご覧ください。

一般質問要旨および答弁内容

Q 地域課題解決に向けた国政のあり方について
(1) 小泉構造改革の評価について

小泉構造改革路線の評価については功罪様々ある中、県内の首長や地方からは(「地方を大きく疲弊させた」との声があるが、知事の評価を伺いたい。

  知事答弁
 1
小泉内閣は、官邸主導型で、「官から民へ」、「国から地方へ」という、これまで手付かずだった改革に取り組んだことについては、一定の評価ができる。
 2
地方分権改革については、基幹税の税源移譲が行われたものの、国の財政再建に軸足が置かれ、地方分権の推進の観点からは極めて不十分と受け止めている。
 3
また、構造改革と経済成長のプラスの成果が現に地方に及んでおらず、改革の途上にあるものも多いと認識。
Q 地域課題解決に向けた国政のあり方について
(3) 分権改革について

知事の理想を実現するためにも、「政権交代」により国の根幹の仕組みを変え、民主党の訴える地方分権に向けた政策を実行せしめることが一番の近道であり、明確なスタンスの基で知事が行動されることが、岩手県民のみならず、地方の利益向上のための大きな起爆剤になると考えるが、知事の認識を伺いたい。

  知事答弁
 1
分権改革への取組の視点において、自民党と民主党の政策においては、いずれも地方分権を進める立場をとっているものと認識。
また、今後の分権改革を進めて行くためには、与野党を問わない国民的な合意の下で、大きな運動に盛り上げて行く必要があると考えている。
 2
今回の三位一体改革を進める中で、改めて強大な権限を握っている霞ヶ関の中央省庁の厚い壁を実感したところ。
この壁を突き崩して行くためには、国民の広範な支持と共に、与野党を越えた幅広い政治家の方々の理解と協力なリーダーシップが是非とも必要なものと認識。
Q 公共事業、社会資本整備と建設業のあり方について
(1) 公共事業、社会資本整備について

県内の社会資本整備の進捗状況及び現在の公共事業量の実態並びに県内地域経済に与える様々なマイナス影響について伺いたい。
また、無駄な公共事業と必要な公共事業、身の丈にあった社会資本整備についての基準について伺いたい。

  知事答弁
 1
県における社会資本整備の進捗状況については、今年度の「政策評価」において、社会資本整備にかかる施策の評価については、計画に対し、実績が若干下回るものがあるものの、概ね目標値を達成しているところ。
また、今後の分権改革を進めて行くためには、与野党を問わない国民的な合意の下で、大きな運動に盛り上げて行く必要があると考えている。
 2
県の公共事業は、平成10年度の約3,200億円(最終予算ベース)をピークに減少に転じ、平成18年度は、約1,000億円で、国の経済政策が始まる以前の水準以下となっている。
 3
公共事業量の減少は、少なからず地域経済や雇用に影響を及ぼしているが、これは過度の公共事業への依存構造を変えていかないと解決しない問題であると考えている。
 4
公共事業は「必要性」や「重要性」、「緊急性」などの観点から「効率的」且つ「重点的」に実施すべきものであり、本県では、その実施過程の透明性の確保と併せて、平成10年度から「公共事業評価」を実施しているところ。
 5
身の丈にあった社会資本整備については、平成16年度に「地域の実情に応じた社会資本を提供するためのガイドライン」を作成し、これまでの全国一律の基準による整備を見直し、地域住民の要望や意見を反映させながら、地域の実情に応じた整備を行う いわゆる「ローカルスタンダード」の積極的な導入に取り組んでいるところ。
Q 公共事業のあり方について
(2) 公共事業の効果等について

公共事業の乗数効果、雇用への貢献、産業振興による地域間格差の解消、人口流出の防止による地域の維持、民間産業が育ちきれない地域への財政出動の必要性など、財政再建一辺倒でない、公共事業と地方再生を根本的に議論していく時期にあると考えるがどうか。
また、そのための必要な組織党等の立ち上げなどへの認識について伺いたい。

  知事答弁
 1
本県での公共資本については、新幹線や東北自動車道、横断道など、歴代知事が先行的に取り組んできた結果、整備が進みつつあるものと認識。
 2
したがって、負担を将来に先送りにしてでも前倒しにより整備を進めなければならないという状況ではないと認識しており、今後は、財政規模に見合った範囲の中で、産業振興などに真に効果が期待できる事業について厳選しながら重点的に進めていくべきであると考えるところ。
 3
また、本県が真に経済的に自立し、競争力を持った地域として成長していくためには、公共事業に過度に依存することのない地域づくりが不可欠であると考えるところ。
 4
このような考え方に立って、先般、「産業成長侵略(案)」を策定したものであり、ものづくりや食産業、観光や農林水産業など地域経済の柱となっていく産業を育てていくことにより、地域がしっかりと自立していけるような経済基盤づくりに全力で取り組んで参る所存。

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